那覇空港への着陸体制に入って低空飛行になった時、美しい喜屋武岬広場の風景が目に飛び込む。
仙台発、全日空の飛行機の窓から
上空から沖縄戦跡国定公園・喜屋武(きゃん)岬、喜屋武崎灯台の景色がハッキリ見える?

パノラマビューの世界。水平線が曲がって見えて地球は丸い?

沖縄最先端の岬と言われるが、本当の最南端は右端の荒崎海岸。喜屋武岬を境にして東シナ海と太平洋に分かれる。
正確には荒崎岬から海流で二つに分かれる。


喜屋武岬広場。バス停から30分も歩くのでレンタカーがおすすめ。それにしても細い道。


米軍は、島民を南に向けて追い詰め、行き場を失ったたくさんの一般人はこの岬から身を投げたという。
平和の塔の御霊はなんと一万柱とのこと。凄まじいばかりの人が命を落としたのは事実。

非残な歴史があることを知らずに来てしまいした。平和の塔に心から合掌。
今度、本島南部を訪れた時、花屋さんから花束を買って平和の塔の御霊に手向(たむ)けたい。

今は自殺の名所で心霊スポットにもなっている。いろんな噂が広がり
心霊スポットの怪奇現象を求めて夜行く人もいるという。
断崖絶壁。落ちたらサヨウナラ。

荒崎海岸まで歩いていきましたが車はだいぶ前でストップ。海岸までは藪が覆い被さってしんどい。もっと大変はハブ対策。

喜屋武崎灯台。戦後、荒崎海岸にも米軍が荒崎灯台を建てたというが見当たらない。光力が弱く、船から見えずらく不評だったという。
喜屋武崎灯台はその後政府で建て変えたが光力も高く船の方からもはっきり見え、沖行く船の航行の安全を見守っている。

この地域にほどなく近い北側に具志川城址がある。
どこへいってもこの辺はハブがいるのだという。